2024年8月31日から9月1日にかけて行われたやす子さんの24時間テレビでのチャリティーマラソンは、多くの注目を集め、感動的な結果となりました。
このマラソンの裏側では様々なことが起こっていましたが、今回はその内容をまとめてみます。
チャリティーマラソンについて
概要
24時間テレビのチャリティーマラソンは2024年8月31日から9月1日にかけて実施されました。
台風10号の影響で、当初の計画を変更し、日産スタジアムの周回コースから始まりました。
大雨の中で、さらに左足首に痛みが出るなどの悪条件の中で、応援に駆けつけたファンたちの声援を受けながら走りました。
最終的に80キロ超を完走し、東京・両国国技館にゴールしました。
ゴール後、「走れてよかった」と涙ながらに感謝の言葉を述べました。
募金の成果
「マラソン児童養護施設募金」として、全国600カ所以上の児童養護施設のために特別に設立されました。募金総額は4億3801万4800円に達し、大きな成果を上げました。
やす子さんの思い
やす子さんのチャリティーマラソンは、困難を乗り越えて完走し、多額の募金を集めただけでなく、多くの人々に感動を与えた印象的なイベントとなりました。
24時間テレビやチャリティーマラソンのギャラに関する噂
やす子さんは自身のX(旧Twitter)で、「チャリティーマラソンのギャラ1000万円ってデマが飛び交ってるけど、一銭もいただいてないですよ!」と投稿し、ギャラに関する噂を完全に否定しました。
さらに、「自分の申し出なので、番組ひどい!と叩かないで…」と追加で投稿しました。これは、自らの意思でノーギャラで出演したことを明確にしたものです。
背景と影響
- やす子は高校生の頃に児童養護施設で暮らした経験があり、施設のことを知ってもらうためにマラソンに挑戦しました。
- 2日間で合計80キロ超を走破し、「マラソン児童養護施設募金」には総額4億3801万4800円が集まりました。
- やす子さんの投稿により、通常はチャリティーマラソンのランナーにギャラが支払われている可能性が浮き彫りになり、議論を呼んでいます。
過去の事例
2013年に嵐がメインパーソナリティーを務めた際、「5人でギャラ5000万円」という報道がありましたが、日本テレビはこれを否定しています。
やす子さんの投稿は、チャリティー番組におけるギャラの問題や、ネット上での噂の拡散に対する注意喚起としても受け取られています。
衣装とセクハラに関する問題
やす子さんの衣装と、セクハラがあったのではないかという問題も出ています。
衣装に関する問題
やす子さんのマラソン中、彼女は白いTシャツを着用していましたが、雨と汗の影響で黒いインナーが透けて見える状態になってしまいました。
このことに対し、視聴者からは「公開セクハラ」との批判が上がり、番組スタッフの配慮の欠如が指摘されました。
セクハラ問題
マラソンのゴール直前に沿道から男性が手を伸ばし、やすこさんの胸に触れるというセクハラ行為が発生しました。
この行為は視聴者から強い非難を受け、ネット上でも怒りの声が広がりました。男性は哺乳瓶のような容器を持っていたことも物議を醸しました。
視聴者の反応と批判
これらの出来事に対し、視聴者からは「被害届を出すべき」との意見が多く寄せられました。また、やすこさんの衣装についても、より適切なものを用意すべきだったとの批判がありました。特に、女性スタッフによる配慮が不足していたという指摘が多く見られました。
この一連の問題は、やすこさんがマラソンを完走し、4億円以上の募金を集めたという成果にもかかわらず、視聴者にとって後味の悪いものとなってしまいました。
今後の番組制作においては、こうした問題への対応が求められるでしょう。
やす子さんの所属事務所の台頭
やす子さんの24時間テレビへの出演には、所属事務所のソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)との関係が影響していると考えられます。
SMAの事務所総出の支援
やす子さんのチャリティーマラソンには、同じSMA所属の先輩芸人たち(錦鯉、ハリウッドザコシショウなど)が”伴走”として参加しました。これは事務所を挙げての支援と見られています。
SMAは”イロモノ”系の芸人が多いとされ、感動系の番組との親和性の低さを指摘する声もありました。
新興事務所の台頭と旧ジャニーズ色の薄れ
SMAはお笑い部門では比較的新しい事務所ですが、近年台頭してきており、24時間テレビへの参加はその存在感をアピールする機会となりました。
これまで24時間テレビは旧ジャニーズ事務所のタレントが中心的な役割を果たしていましたが、今回はその色が薄れ、代わりにSMA所属のやす子さんが注目を集めました。
やす子さんの起用は、SMAが24時間テレビという大きな舞台で存在感を示す戦略的な動きだったと解釈できます。
まとめ
やす子さんの24時間テレビでのチャリティーマラソンは、彼女の強い思いと行動が視聴者に感動を与え、多額の募金を集める結果となりました。
しかし、衣装の問題やセクハラ行為といった不適切な出来事も発生し、今後の番組制作における配慮と改善が求められます。
これらの出来事は、チャリティー番組のあり方や運営方法についての議論を促し、さらなる透明性と責任感が求められるでしょう。
感動的な場面も多かったこのマラソンですが、やす子さんのチャレンジは、視聴者や関係者にとっても多くの考えさせられる機会となったのではないでしょうか。
彼女の真摯な姿勢と努力が、今後の社会におけるチャリティー活動の在り方にも影響を与えることを期待したいです。
コメント