2024年(令和6年)8月18日の情熱大陸では、24歳のジャズ界の超新星、松井秀太郎(まついしゅうたろう)さんが出演されました。
松井秀太郎さんは、日本のジャズシーンで最も注目を集める若手トランペット奏者の一人ですがどのような方でしょうか?経歴や音楽スタイルなどについてまとめてみました。
松井秀太郎さんとは?
経歴
松井秀太郎さんは1999年10月15日生まれで、現在24歳です(2024年8月現在)
東京都国立市出身で、9歳の時にトランペットを始めました。小学校のクラブ活動でトランペットを始め、そこから自発的に続けていきました。その後、国立音楽大学附属高校でクラシックを専攻、国立音楽大学でジャズを専修し、首席で卒業しています。
大学在学中にプロデビューを果たし、2023年7月に『STEPS OF THE BLUE』でメジャーデビューアルバムをリリースしました。
音楽スタイル
松井秀太郎さんの演奏は高い技術と豊かな表現力が評価されています。
彼のスタイルには以下の特徴があります。
- クラシックとジャズの両方の要素を取り入れている
- デキシーランドやスウィングジャズにも親和性がある
- 即興演奏を重視し、オリジナル曲を多く演奏する
松井さんにとってトランペットは歌を歌う感覚に近く、楽器を通して自分の作った歌やエネルギー、魂を伝えようとしています。
ジェンダーについて
松井秀太郎さんはジェンダーに苦しんでいたことを、情熱大陸内で明かされています。
その頃、ジェンダーに苦しんでいた。男性らしさ女性らしさという枠に囚われたくない自分に気づき、このまま社会でやっていけるのか、大好きな音楽を続けられるのか、この先の人生の道筋がわからなくなった。ひたすら部屋で吹き続け、たどり着いた答え…「自分が信じる好きなことをしよう、トランペットで生きてゆく」1
松井秀太郎さんのフェミニンな外見は、彼自身が「自分らしさ」を追求した結果、彼の内面的な成長や芸術的な探求、そして現代社会の価値観の変化が複雑に絡み合った結果だと考えられます。
松井秀太郎さんへの評価
松井秀太郎さんは小曽根真や中川英二郎など、日本を代表するジャズミュージシャンたちから高い評価を受けています。
小曽根真は松井秀太郎さんの音楽について「音楽に意思がある。トランペットの放つ音から、これまでに歩んできた情景が伝わってきて、心が震えた」と評しています。
松井秀太郎さん自身が最も影響を受けたトランペット奏者としてウィントン・マルサリスを挙げており、クラシックとジャズの両方を演奏する点や、コンテンポラリージャズからスウィング、デキシーランドまで幅広いスタイルをカバーする点で共通点があります。
松井秀太郎さんのSNS
松井秀太郎さんはX(旧ツイッター)、Instagramもされています。
インスタグラム:https://www.instagram.com/mshutp
まとめ
松井秀太郎さんは、ジャズの歴史を継承しつつ、ジャンルの壁を超えた新たな世界を創造する新時代のトランペット奏者として期待されています。
彼の独自の音楽性と表現力は、日本のジャズシーンに新たな風を吹き込んでいくことでしょう。
- 情熱大陸HP:https://www.mbs.jp/jounetsu/ ↩︎
コメント