Finaleの開発終了に伴い、Doricoへのクロスグレードオプションが提供されています。
以下にその詳細を説明します。
Dorico Proへのクロスグレードについて
クロスグレードの概要
- Finaleの全バージョン(PrintMusicを含む)のユーザーを対象に、Dorico Proへのクロスグレードが特別価格で提供されています。
- このクロスグレードには、Finale v27が含まれます。
購入方法と注意点
- MakeMusic社の英語サイトでの購入の場合、Finale 27(英語版)が含まれますが、Doricoの日本語サポートは含まれません。
- ヤマハミュージックジャパンの日本語サイトでの購入の場合、Finale 27は含まれませんが、Doricoの日本語サポートが含まれます。
- Finale 27は、最新のMusicXML 4.0形式でファイルをエクスポートできる唯一のバージョンであり、これにより、FinaleからDoricoへのスムーズな移行が可能になります。
購入手順
FinaleからDoricoへのクロスグレードの具体的な手順は以下の通りです。
- MakeMusic社のアカウントを作成し、ログインします
- 所有しているFinaleのシリアルナンバーをMakeMusic社のアカウントに登録します
- MakeMusic社のSTOREタブから、Dorico Proのクロスグレード版を購入します
- 購入後、MakeMusic社からDownload Access Code(ダウンロード・アクセス・コード)がメールで送られてきます
- Steinberg Download Assistantをダウンロードしてインストールします
- Steinberg Download AssistantにDownload Access Codeを入力します
- Dorico Proのインストールファイルと関連コンポーネントをダウンロードしてインストールします
- インストール完了後、Doricoを起動してアクティベーションを行います
費用
FinaleからDoricoへのクロスグレードの費用は20,900円です。
具体的には、
- Finaleの全バージョン(PrintMusicを含む)のユーザーを対象に、Dorico Proへのクロスグレードが特別価格20,900円で提供されています。
- 通常のDorico Proの価格は69,300円ですが、Finaleユーザー限定でこの特別価格が適用されます。
- このクロスグレード価格は、Finale及びPrintMusicの全バージョンのユーザーが対象となっています。
このクロスグレード版には、Finale v27も含まれるとされていますが、購入方法によって含まれるかどうかが異なる可能性があるので注意が必要です。
まとめ
Finaleユーザーにとって、このクロスグレードオプションは将来的な楽譜作成ソフトの移行を考える上で重要な選択肢となります。
特に、Finale 27へのアクセスが含まれている点は、既存の楽譜データの移行を考える上で大きなメリットとなります。
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